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去る2018年9月5-6日の日程で開催された、European Sociological Association, Research Network 29(Social Theory)の中間会議にて、次のとおり発表を行いました。

Emile Durkheim’s View of Language: Organic Solidarity and Linguistic Unity in National SocietyEuropean Sociological Association, Research Network 29 (Social Theory) Midterm Conference “Refigurations of Society: Sociological Perspectives on Modernity in Transition” (Technical University of Berlin, Berlin, Germany, September 05-06 (05)).

デュルケムについてはこれまでも論文や著作で触れたことがありましたし、じつはわたし自身、日本の「デュルケーム/デュルケーム学派研究会」の会員なのですが、デュルケムのことを直接の主題とした専門的内容での学会発表は初めてでした。それも英語で行うことになるとは以前は考えたことがありませんでしたが、今回、とくにヨーロッパで活躍する研究者の方々の前で話ができ、質問も多くもらえて、たいへんよい機会となりました。

また、ヨーロッパで活躍する研究者と一口に言っても、今日、国籍はいろいろで、日本人だからといってとくに部外者感を感じるようなことはなく、中間会議ということもあってとてもアットホームな雰囲気で、多くの人と話ができる会議でした。当会には今回初参加でしたが、またぜひ来たいと思います。

ちなみに、会場校が「古巣(?)」のベルリン工科大であり、オーガナイザーは昨年度のサバティカルでたいへんお世話になったHubert Knoblauch先生であり、スタッフたちもみないわばフーバート門下の一般社会学の「同窓」だったのは、個人的にはかなり大きなアドバンテージでした。要するにホームグランドであり、そうでなければ、正直、参加はしなかったかもしれません。

なお、そんな縁もあって今回、さる部会で欠席された司会者先生の代わりに、正式なオファーのもと、急遽Session Chairを務めました。国際学会では初の経験です。が、上述のとおりアットホームな雰囲気で、気負わずこなすことができ、たいへん貴重な経験をさせてもらえました。TU Berlinチームのみなさん、ならびに、学会で気さくにお話ししてくれた当会会員の皆さんに、心より御礼を申し上げる次第です。また、たまたま同じ日本から参加されていた磯直樹さんにも、深く御礼を申し上げます。

そのほか、今回の滞在中、ベルリン工科大ならびにベルリンで再会できた他のみなさんにも、この場を借りてあらためて感謝を申し上げます。たいへん楽しい時間でした。そして、今回残念ながらご連絡できなかった皆さん、本当にすいません。ぜひまた次の機会にお会いしましょう!

  
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