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先日、下記の論文が刊行されました。

Tada, Mitsuhiro, 2018, "Time as Sociology's Basic Concept: A Perspective from Alfred Schutz's Phenomenological Sociology and Niklas Luhmann’s Social Systems Theory," Time & Society, first published online: January 29, 2018, DOI: 10.1177/0961463X18754458
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2016年に『社会学史研究』(日本社会学史学会)にて刊行された拙稿「社会学の基本概念としての時間」の微修正英語版です。ひょんなことから英語版を投稿することになり、通常の査読を経て、このたびTime & Society 誌に掲載された次第です。

議論をクリアにするために、日本語版とは少し表現を変えた箇所や加筆した箇所、ならびに査読者の求めで加筆した箇所が、若干あります。そういうこともあって、この英語版のほうが日本語版よりも分かりやすいかもしれません。

謝辞にも書かせていただきましたから詳細は繰り返しませんが、本論文に関連して、本当にたくさんの人たちから、何の見返りの期待も伴わないさまざまな無償の機会や支援を賜りました。わたしは、人とのつながりに頼って(あるいはそれを利用して)学問をするつもりはまったくありませんが、何かに取り組んだ結果として、人とのつながりができ、それがまた次につながっていくという経験は、何ものにも代えがたいと感じています。

本稿成立に至るまでのさまざまな経緯は、人とのそうしたつながりの「ありがたさ」(二重の意味でのそれ)を、再度強く認識させてくれるものでした。本稿が、それらの方々からのご恩に、少しでも報いることのできるものになっていればと願う次第です。お世話になった方々にあらためて深く御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

なお、上記論文は、まずはオンラインで刊行されています。紙媒体での本誌掲載は、順番がつかえているらしく、まだだいぶ先になるようです。また、オンライン版には、校正段階で生じた下記2箇所の誤植があります(本誌掲載時に修正してもらえるとのことです)。

1)p. 15, note 6:
所有を表すアポストロフィが抜けています。“Parsons analytical realism” とありますが、正しくは “Parsons' analytical realism” です。

2)p. 18, 文献一覧のうちTada M (2017):
編者名が誤ってイタリック体になっています。また、肝心の書籍名が誤って削除されています。正しくは次のとおり。

Tada M (2017) Imi to jikan [Meaning and time]. In: Nihon Shakaigakkai, Riron Ōyō Jiten Kankō Iinkai [The Japan Sociological Society, Editorial Committee of the Encyclopedia of Theory and Application in Sociology] (ed.) Shakaigaku riron ōyō jiten [Encyclopedia of Theory and Application in Sociology]. Tokyo: Maruzen, pp. 184–185.

以上です。


追記 2018. 02. 01
誤植がもう一か所ありました。

3)p. 14, note 1
もちろん "Gimmel" ではなく "Simmel" です。
これは純粋にわたしのミスで、たいへんこっぱずかしいかぎり。すぐに気付いて知らせてくれた同僚の Dr. Eric Lettkemann に心から感謝を申し上げます。

追記 2018. 02. 01
先日の Forschungswerkstatt での拙報告に参加してくれた皆さんにも、あらためて心から感謝を申し上げます。これが最後の発表かと思うと本当に名残惜しい・・・。夏学期と冬学期のそれぞれの発表では、みなさんの理解度と寛容度、そして活発な議論のおかげで、わたしはずいぶん鍛えられました。

  
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