アマゾン・ドイツで買った本。宅配業者さんが部屋まで届けに来たらしいが、そのとき私は留守。で、その宅配の人がどうしたかというと、隣の部屋のイラン人若夫婦(旦那さんが同じ大学の工学系)に預けていった。でも、メモ書きも何も残されていなかったので、たったいまこの夫婦から手渡されて仰天。たしかにこの夫婦とは、手作りペルシア菓子をもらったり御礼にグリコのチョコポッキーをあげたりして行き来があるが、宅配の人がこうした交流を知っているわけがないので、これがベルリン特有のKiezの感覚かと思う。ただこのイラン人夫妻もさいきんドイツに来たばかりなので、思いがけない預かり物に多少困惑していたが。
 ちなみに、同じ大学の別のイラン人たち(やはり工学系)と話をしていたときのこと。不意に「お前の国では郵便って重要?」と聞かれた。そりゃあネット時代ではあるが重要だよ、しかしなんで?と聞き返すと、イランでは郵便はまったく重要ではないと言う。意味が分からず、どういうことだとさらに聞くと、手渡しだと。手渡しでいいじゃんと。郵便制度が整う前にネット時代に突入した、ということもあるかもしれない。近代化Modernisierungは複数の近代化ModernisierungENだなと思う。
 それにしても今日は、電話で大学に転送依頼した別の本がなかなか届かないので、再度電話してやり合ったばかり。郵便物と宅配物についてはすでにいろいろな目に遭っているので、だいぶ図太くなってきた。さて明日午前は、お隣のKiezの映像人類学徒(Kiezというものを教えてくれたのはこの人類学徒)と、当該Kiezの年一度の大ノミの市へ。午後からは長年の友人である日本学者とクロイツベルク再訪。

  
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