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トランプ大統領の誕生に揺れる全世界だが、それはともかく次のニュース。

東大、女子学生に月3万円の家賃補助、来春に初めて導入
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000074-asahi-soci

現状2割程度にとどまる志願者・在学者における女子比率を高めたいとのことだが、いっそ男女別定員制にしてしまえばいいように思うのだが、どうだろう。高校入学レベルではそうしているところも多い。大学で駄目ということはないだろう。別にアファーマティブ・アクションというわけではない。

で、よその大学のことなので勝手なことを言うと怒られそうだが、東京大学にはいろいろと象徴的な意味合いがあるのは事実。なので男女半々、あるいはとりあえず男女6対4などにするのはどうだろう。

学生間の学力差が大きくなると言うかもしれないが、そうはいっても東京大学に来るんだから、そこまでではないと思う。まさかポテンシャルで男女に差があるなんて言うまい。だいたい入学時点のそれくらいの学力差で立ちゆかなくなるなら、入学試験が複線化しまくっている他の大学はもっと立ちゆかないはず。それに大学は教育機関なんだから、入口でどうこういうよりも、出口までのあいだに立派に育て上げればよい。なんといっても東京大学なんだから、その点でも優秀な先生方が揃っているだろう。

東大が男女別定員制にすれば、他の国立大学にも波及する可能性がある。結構なことではないか。
むろん、男女合計定員制なら合格したかもしれない男子が、他の大学に回ることにはなるが、それは政策的には日本における「学校歴(=大学時代に何をしたかではなくペーパーテストでどの大学に入ったか)」の意味を相対化することにもなる。いまの教育行政はこういうのを変えたいようなので、この機に東大から始めればよい。だいたい個人レベルで言っても、いまの世の中、東大であれば一生安泰なんてことはなく、大学時代に何をするかで偏差値上位校の学生なんか簡単に追い抜ける。各個人の健全な競争心と中身ある学生生活のためにも悪くなかろう。

それでも文句が出るなら、いっそ東大は女子大にすればよい。男女比0対10。
男が一人も入れないなら、かえって男からは文句も出にくいだろう。

以上、思いつきまで。
異論反論は申し訳ありませんがとくに受け付けてません。


補記
ちなみに、社会における男女のあり方を変えたいなら、細々としたアファーマティブ・アクション(だけ)よりも、以上の案のほうが効果的だと思う。わりと早めに、少なくとも中期的に、確実に変わるだろう。それに、高校入学時点でわりとよく見られる制度なので、いろいろ異論噴出しやすいアファーマティブ・アクションよりも受け入れられやすいと思う。だから、まさかよりによってアファーマティブ・アクションの導入を主張する人が、以上の変革案に賛成しないなんてことはないと思いますが・・・。

  
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