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 長崎県佐世保市にて今年度のゼミ合宿をおこないました。
 周知のように佐世保は、旧日本海軍の鎮守府に代わって戦後は米軍基地が存在し、そこかしこにアメリカが浸透している街。たとえば佐世保バーガーはみなさんご存じでしょう。さらにはハウステンボスもあり、その建設の経緯から近年の破綻と復活に至るまで、紆余曲折ぶりがなかなかに興味深い対象です。こうしたわけで、事前学習で占領期の佐世保の様子を把握し、1968年の米原子力空母エンタープライズの入港や、学生運動など当時の時代背景を理解し、村上龍の『69』『長崎オランダ村』、またエッセイも事前に読み、ハウステンボスについても知識を蓄え、破綻前の園内状況と現在のそれとを地図で照らし合わせるなどもしたうえで、現地でのフィールドワークとなりました(著者のおひとり、明星大学の熊本博之さんからいただいた『米軍基地文化』からも大いに勉強させてもらいました)。
 ゼミ生たちの事前の入念な準備により、合宿中は朝から晩まで本当に密度の濃い時間となり、いろいろなものを見ることができました。米軍ニミッツ・パークでのイベント(基地開放も含めて必ずしも毎年開催ではない)や、第4回アメリカンタウンフェスティバル(イラク戦争などの影響で2003年度から中止となっていた「西海アメリカンフェスティバル」を街中で復活したもの)などの各種イベントが、合宿中に開催されて参加できたのもたいへん運が良かったですが、これもゼミ生たちの努力が引き寄せたものでしょう。また3年生にとっては初めてのゼミ合宿でしたが、よくついてきました。
 ゼミ生7名中、1人が就職活動で参加できなかったのは残念ですが、個性的な面々での道中は、抱腹絶倒で、普段とはまた違った顔を見ることができました。ハウステンボスではフィールドワークに集中するため絶対にひとりで行動しなければならないなどの普通ではないルールも、みな楽しむ力があり、各自で観察したことを持ち寄ってワイワイと、話は尽きず、外国人バーのハシゴとなりました(これももちろんフィールドワークの一環です。ちなみに昼は学習のために佐世保バーガーも食べました)。
 安保法制の問題が取りざたされる昨今ですが、親米であれ反米であれ、そうした分かりやすい相手としてイメージされるアメリカではない、別のアメリカを垣間見ることができたような気がします。また、基地の街としてのひとつのあり方も。ともあれ、佐世保の人たちは本当に親切で気さくであり、道中、いろいろな情報を教えてくれたり、ハプニング時に助けてくれたりと、たいへんお世話になりました。また、海上自衛隊の佐世保資料館でも係の方に詳しく説明していただきました。みなさん本当にありがとうございました。


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