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 本日クリスマスは、ドイツでは一年でいちばん大事な日のひとつ。日本でいえば正月のようなもので、みな家族と過ごします。お店もほとんどが閉まる。
 で、いまベルリン・オスト駅のマクドナルドで、ひとりチキンを食べて新聞を読んでいたら、とつぜんラジオのインタビューを受けました。「なぜクリスマスの晩にひとりでファーストフード店で過ごしているのか」というインタビュー特集だそうで(笑)。新聞熟読中に不意に声を掛けられたのでつい受けてしまいましたが、店内にぼっちがほとんどおらず、いてもインタビュー拒否されていたらしく、リポーターの女性は大喜びでした。
 なおマクドナルドのチキン(ナゲットじゃなくて骨付きのやつ)は初めて食べましたが、予想外に美味しくてなんだか少し悔しいです。あと、何かしでかしたらしい人が、たったいま窓の外を警官たちに連行されていきました。そして店内ではいきなり老女がわたしにその新聞をくれと言ってきました。こちらが何もしてなくても勝手に何かが降ってくる、そんなドイツです。
 ところでまったく関係ありませんが、少し前、こちらでの所属先のセミナーで、次の報告を行いました。

Tada, Mitsuhiro, 2017, “Kommunikative Intentionalität: Integration von Phänomenologie und Theorie sozialer Systeme,” IfS-Lunch-Seminar (Institut für Soziologie, Technische Universität Berlin, Germany, November 28).

 おもに客員研究員(GastwissenschaftlerInnen)が報告する伝統のランチセミナー。しばらく途絶えていたそうですが、今年から復活です。前回まで他の人たちは英語で発表していましたが、わたしは質疑応答も含めてすべてドイツ語でやったので、予想外に多くの人が話を聞きに来てくれて、議論も大いに盛り上がりました。わたしの下手なドイツ語を聞いてくれる同僚たちの忍耐と理解力に大いに感謝です。
 では皆さん、fröhliche Weihnachten und guten Rutsch ins neue Jahr!

追伸
ドイツのクリスマス・マーケットはほんとうに楽しく美しいです。