先日このサイトでも告知した、Dr. Dominik Bartmansiki(ベルリン工科大学・社会学研究所)の特別講演 "Materiality and Meaning in Sociological Research" が、予定通り無事終了しました。ずっと慌ただしく、報告が遅れてしまいましたが、オーガナイザーとしてまずはホッとしています。

当日は20人近くの来場者があり、しかも国際色豊かで、わたしの知るかぎり、国籍で言えば日本以外にもイギリス、ドイツ、中国、パプアニューギニア、インドネシア、デンマークと、多様な顔ぶれになりました。また、教員や大学院生・ポスドク生のみならず、学部生からも参加があり、幅広い年代から参加者があったことは、本当によかったと思います。質疑応答入れて正味90分、短い時間でしたが、参加者相互の人間関係が広がればと願う次第です。前日には講演者を交えて有志による事前懇親会も行い、四方山話に花を咲かせながら、相当程度、酔っ払いました。

結果的に手弁当的な企画でしたが、国際交流はやはりこういう小さい規模でやるのがいいな、とあらためて思いました。分かりやすい実績として履歴書にドーンと書けるようなものでなくとも、名より実のほうを、今後も取りたいと思います。

というわけで、講演してくれたドミニーク、ならびにご来場いただいた皆さま、またアシスタントとして働いてくれたY君に、心から感謝を申し上げます(以下写真はY君撮影のもの)。

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モノの社会学的研究
で知られる Dominik Bartmanski 博士(ベルリン工科大学・社会学研究所)の講演を、本学(熊本大学)にてまもなく開催いたします(詳しい要領やフライヤー等は以下)。

講演テーマは、"Materiality and Meaning in Sociological Research(社会学研究における物質と意味)" です。煎じ詰めれば、モノの社会的意味、が焦点ということになるでしょうか。ご本人は、デジタル化時代におけるレコードブームや、さまざまな建築などを素材に研究されており、当日もそれらの事例を交えてお話をしてもらう予定です。


   講演テーマ:"Materiality and Meaning in Sociological Research(社会学研究における物質と意味)"
   日時:2018年5月31日(木) 午後16:25~17:55
   場所:熊本大学文法棟2階 共用会議室 (熊本大学黒髪北キャンパス内)

   フライヤー(クリックするとより大きい画像として閲覧できます)
   180531_Dominik Bartmansiki博士_講演チラシ(A4)

   Dominik Bartmanski 博士のプロフィールや公刊物リスト(Academia.com)
   https://tu-berlin.academia.edu/DominikBartmanski


モノというのは社会学研究において意外な盲点であり、日本ではまだあまり認識されていない興味深いテーマだと思います。たとえば、デジタル書籍よりも紙の本のほうが好き、という人はまだまだ多いのではないでしょうか。そこには、たんなる読みやすさのような点だけでない、モノとしての紙の本の社会的意味があるでしょう。

当日は参加無料、事前登録不要です。質疑応答の時間も設けておりますので、ご関心がおありの方はぜひふるってご参加ください。社会学以外の専門分野の方や、大学院生・学部生の方々のご参加も、もちろん大歓迎です。

Vor ein Paar Tagen kehrte ich endlich nach Japan zurück. Es gibt so viele Sache zu erledigen, die ich ein ganzes Jahr ließ, dass ich seitdem etwas langes nicht schreiben kann. Aber am letzten Tag im japanischen Schuljahr 2017 möchte ich mich hier noch einmal bei allen bedanken, die ich während dieses einen Jahres in Europa wiedersah, neu kennenlernte und zufälligerweise einmalig traf. Die solchen Leute, die bei mir während dieses einen Jahr in Europa half, sind so viel, dass ich leider nicht die allen Namen aufrufen kann. Doch ich müsste zunächst Prof. Dr. Hubert Knoblauch an der technischen Universität Berlin namentlich Dank sagen, der sich als mein Betreuer um mich kümmerte und viele gute Gelegentheiten zur Studie gab. Von ihm lernte ich auch eine lebendige Geschichte der phänomenologischen Soziologie und eine neue Forschungsmetheode der Videoanalyse. Und auch meinen Kollegen und Kolleginnen, die ich sich immer lustig unterhielt, am Institut für Soziologie an der Technischen Universität Berlin; allen, die mir viele über deusches alltägliches Leben lehrten, bei einem tollen Bierladen Beerbaboon in „meinem Kiez“; allen in Deutschkursen, die aus verschiedenen Ländern kommen; allen alten Freunden und Freundinen in Deutschland, Österreich, Serbien und in ganz Europa, die mich in vielen Hinsichten unterstützten; allen netten im TU Gästehaus, die mir halfen; und allen Leuten, mit denen ich in Konferenzen, auf der Straße, in Kneipen, in Zügen oder so durch Zufall sprache, soll ich von Herzen danken. Ohne Euch wäre mein so fruchtbares eines Jahr unmöglich gewesen. Überall wurde ich immer von Eurer Hilfe und Freudlichkeit unterschützt und dadurch wurde mein Leben in Europa wörtlich jeden Tag voll mit neuen Entdeckungen. Alles, was ich mit Euch erlebte oder durch Euch lernte, ist unvergesslich. Sogar, phänomenologisch gesagt, gehörten schon alle von Euch zu meiner Lebenswelt. Deswegen glaube ich stark, dass wir uns sicherlich in der nahen Zukunft wiedersehen können. Darauf mich freuend fange ich das neue Schuljahr ab morgen mit mehr Mühe an, glaube ich im Campus der Universität Kumamoto, in dem Kirschen blühen. Vielen vielen Dank.

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Heute meldete ich mich endlich bei der Behörde ab. Dadurch wurde ich offiziell schon kein Berliner, obwohl sich meine Seele immer noch in Berlin befand. Nach dem Verfahren machte ich einen kleinen Spaziergang im Schlossgarten Charlottenburg, der in der Nähe von mir liegt. Heute morgen schneite es und eine dünne Schicte des Schnees blieb noch bis zum Sonnenuntergang. Wegen der Kälte gab es im Garten weniger als üblich.

Wahrscheinlich ist das der letzte Schnee in diesem Winter.
Bald wird wieder der Frühling.

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先日、下記の論文が刊行されました。

Tada, Mitsuhiro, 2018, "Time as Sociology's Basic Concept: A Perspective from Alfred Schutz's Phenomenological Sociology and Niklas Luhmann’s Social Systems Theory," Time & Society, first published online: January 29, 2018, DOI: 10.1177/0961463X18754458
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2016年に『社会学史研究』(日本社会学史学会)にて刊行された拙稿「社会学の基本概念としての時間」の微修正英語版です。ひょんなことから英語版を投稿することになり、通常の査読を経て、このたびTime & Society 誌に掲載された次第です。

議論をクリアにするために、日本語版とは少し表現を変えた箇所や加筆した箇所、ならびに査読者の求めで加筆した箇所が、若干あります。そういうこともあって、この英語版のほうが日本語版よりも分かりやすいかもしれません。

謝辞にも書かせていただきましたから詳細は繰り返しませんが、本論文に関連して、本当にたくさんの人たちから、何の見返りの期待も伴わないさまざまな無償の機会や支援を賜りました。わたしは、人とのつながりに頼って(あるいはそれを利用して)学問をするつもりはまったくありませんが、何かに取り組んだ結果として、人とのつながりができ、それがまた次につながっていくという経験は、何ものにも代えがたいと感じています。

本稿成立に至るまでのさまざまな経緯は、人とのそうしたつながりの「ありがたさ」(二重の意味でのそれ)を、再度強く認識させてくれるものでした。本稿が、それらの方々からのご恩に、少しでも報いることのできるものになっていればと願う次第です。お世話になった方々にあらためて深く御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

なお、上記論文は、まずはオンラインで刊行されています。紙媒体での本誌掲載は、順番がつかえているらしく、まだだいぶ先になるようです。また、オンライン版には、校正段階で生じた下記2箇所の誤植があります(本誌掲載時に修正してもらえるとのことです)。

1)p. 15, note 6:
所有を表すアポストロフィが抜けています。“Parsons analytical realism” とありますが、正しくは “Parsons' analytical realism” です。

2)p. 18, 文献一覧のうちTada M (2017):
編者名が誤ってイタリック体になっています。また、肝心の書籍名が誤って削除されています。正しくは次のとおり。

Tada M (2017) Imi to jikan [Meaning and time]. In: Nihon Shakaigakkai, Riron Ōyō Jiten Kankō Iinkai [The Japan Sociological Society, Editorial Committee of the Encyclopedia of Theory and Application in Sociology] (ed.) Shakaigaku riron ōyō jiten [Encyclopedia of Theory and Application in Sociology]. Tokyo: Maruzen, pp. 184–185.

以上です。


追記 2018. 02. 01
誤植がもう一か所ありました。

3)p. 14, note 1
もちろん "Gimmel" ではなく "Simmel" です。
これは純粋にわたしのミスで、たいへんこっぱずかしいかぎり。すぐに気付いて知らせてくれた同僚の Dr. Eric Lettkemann に心から感謝を申し上げます。

追記 2018. 02. 01
先日の Forschungswerkstatt での拙報告に参加してくれた皆さんにも、あらためて心から感謝を申し上げます。これが最後の発表かと思うと本当に名残惜しい・・・。夏学期と冬学期のそれぞれの発表では、みなさんの理解度と寛容度、そして活発な議論のおかげで、わたしはずいぶん鍛えられました。